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そもそもいぼやほくろとは

女の人

いぼ・ほくろとは、肌の上にできる良性の皮膚病変です。「皮膚病」と聞けば、多くの人は体に何らかの影響が及ぼされるのでは、と不安に思うでしょうが。これらのいぼ・ほくろは体に悪影響を及ぼさないことから、放置しても健康上の被害がない「良性」の病変として定義されているのです。ここで、いぼについて詳しく解説します。いぼとは、正式には「ウイルス性疣贅」と呼ばれる症状のことです。この疣贅(ゆうぜい)とは、皮膚の表面にできる角質でできた突起を指したもののことをいいます。「ウイルス性」という単語に目が留まった人も多いでしょうが、このいぼはそもそもウイルスが傷口に侵入したことで発生する症状です。「ヒト乳頭腫ウイルス」とよばれる種類のウイルスが感染することで発症するのです。このウイルスは種類や発病場所によって症状が異なります。顔や手足などに現れるいぼには体への影響はまったくないので、放置しても問題はありません。しかし、何度も触ったり引っ掻いたりすればウイルスが広がり、いぼがさらに増える恐れがあるため、いぼが出現した場合は極力触らないか、美容外科などで切除することをおすすめします。ほかにも、紫外線などの影響で発症する「老人性イボ」というものもあります。これは紫外線や肌の老化が原因であり、メラニンを排出する代謝が衰えることで現れるいぼ状の突起です。こちらはウイルス性のイボではないので、触ったとしても増えることはありません。しかし、色も黒く目立つため、見た目の問題から気にする人は大勢いるのです。老人性いぼという名前ですが、肌のメラニンの代謝が衰えることで発症するため、20代の若者にも、こうした症状が現れる場合もあります。頬や首筋に黒い小さないぼができている場合は老人性いぼの可能性が考えられます。気になる場合は、美容外科でいぼの切除を依頼するとよいでしょう。

ほくろは、老人性いぼと同じく、紫外線が原因で現れるとされています。皮膚の表皮基底層にメラニンが集中することで発症する場合や、メラノサイトと呼ばれるメラニンを作り出す細胞が重なることで現れる場合もあるのです。いずれもいぼ同様に体に悪影響は及ぼされないため、見た目として気になる場合は美容外科などで除去してもらう方法が一番です。ただしこのほくろの中でも、最近急に現れたほくろや、徐々に大きさが変わっているほくろがある場合は注意が必要です。そういったほくろは、肌に現れる皮膚がんの可能性があるからです。放置すれば体のさまざまな場所へ転移するため、発見した場合はがん治療が可能な病院で切除してもらう必要があります。早期で発見できた場合、肌のがんの腫瘍を摘出するだけで済むため、予後も非常によい状態でいぼの切除治療を受けられるでしょう。皮膚がんかどうかを診断してもらうには、皮膚科で診察を受けるとよいでしょう。